今回は「ブログタイトル(ブログ名)」についてのお話です。
こんな疑問をお持ちの方向けに、本記事ではブログタイトルの付け方のコツやSEOに効果的なタイトルの付け方を解説していきます。
本記事の信頼性
- 筆者は元WEBマーケティング営業
- 企業のコンテンツSEOをコンサルティングしてきた。
- 現在はブログで収益化
それでは早速、見ていきます
ブログタイトル(ブログ名)の決め方
まずはブログタイトルの決め方について確認していきます。
その前に「タイトル決定前の前提」がありますので、そちらから見ていきましょう。
タイトルを決める前の前提
まず初めに知っておきたいこととして、ブログタイトルは「自由でOK」です。
どんな風に付けてもOKです!自分が付けたいタイトルを選べば問題ありません。
ポイント
【ブログタイトル(ブログ名)はSEOに影響しない】
ブログタイトルはSEOに直接的な影響はありません。記事のカテゴリと同じ系統のタイトルでなくても問題ありません。
大丈夫ですよ、早速以下からブログタイトル(ブログ名)を決めるコツを解説していきます。
コツ①. 自分の名前を絡めて使用
まず初めに紹介するコツは「自分の名前を絡めて使用」することです。
おすすめ理由
- ブランディングに繋がりやすい
- 有名人感を演出できる
- 他所からの仕事依頼がされやすい
自分の名前を絡めて使用する場合、ブログの成長と共に自分の名前が売れやすくなり、ブログとしてではなく個人の名前でそのままブランディングができます。
結果的に仕事の依頼を受けやすくなるケースがあります(企業担当者としてはダイレクトに誰がそのブログ運営をしているか把握できるため)
名づけ方の参考
- 「(自分の名前)オフィシャル」
- 「(自分の名前)ブログ」
- 「(自分の名前)スタイル」など
この付け方をしているブロガーや有名人の例を確認してみましょう。
使用している例
ブログを始めたてでも「○○公式ブログ」などの名前であれば、「有名人なのかな?」という印象を与えることができます。
最初の印象はすごく大事ですからね。
コツ②. タイトルを省略した時に頭文字を合わせる名前に
これは主に英語圏のサイト(ブログ)タイトルによく用いられる手法ですが、名前を省略した時に頭文字が同じだと印象が付きやすいという手法です。
まずは具体例を見ていきます。
参考
「コカ・コーラ(CC)」「ベスト・バイ(BB)」「ペイパル(PP)」
英語圏の場合はアルファベットで省略した呼称を呼ばれますが、日本語の場合は文頭を引っ張った形で省略される場合が多いです。
例)①スマホ(スマートフォン) ②オワコン(終わったコンテンツ) ③ステマ(ステルスマーケティング)
このようにタイトルを省略した際に呼び方の語呂が良いと、記憶に残りやすくなります。
さらに省略名称が同じ言葉の繰り返しだと、さらに聞き心地が良くなります。
参考
「ペイペイ」「ドムドム(ハンバーガー)」「コロコロ(コミック)」
名前の聞き心地が良いと印象深くなるため、ここで他ブログと差を付けることができます。
私の知る限りでは、省略名称が同じ言葉の繰り返しを使用しているブログはまだありません。(あったらすみません。。)
「オモコロ」さんが語呂の響きが良い近いメディアになるかと思います。
コツ③. ブログテーマに合った名前を付ける
これは鉄板のやり方ですね。王道の付け方と言えます。
おすすめ理由
- どのようなサイトかが分かりやすい
- 専門サイトのような印象を与えられる
ブログテーマに合致したブログタイトルであれば、初めてサイトを訪れた人でも一目で何を発信しているか分かりやすくなります。
ただ、デメリットも存在します。
【デメリット】
- テーマ外の内容が多いと、信頼性が薄れる
- 競合サイトとタイトルが似通う
これを踏まえると以下のようなタイトルの付け方が良いです。
(※ブログテーマ:「SEO」の場合)
良い例
タイトル:あなたのためのSEO
タイトル:ライフスタイルSEO など
悪い例
タイトル:SEO研究所(「SEOラボ」と被る)
タイトル:SEO情報ブログ(「海外SEO情報ブログ」と被る) など
上記はパッと思いついたタイトルなので深い意味はないですが、要するに競合と「タイトルが似過ぎない」ことが大事です。
ですので、被らずにテーマが分かりやすい内容を考えて作ってみると良いでしょう!
コツ④. ただただシンプルにする
コツの4つ目は「ただただシンプルにする」です。実は結構オススメな方法です。
具体例
例)①○○ブログ ②○○.com
これは「コツ1. 自分の名前を絡めて使用」と被りますが、ブログタイトルに迷いに迷った場合にオススメの付け方です。
おすすめ理由
- ブログにこれから色を付けやすい
- 有名ブロガーに多い
このシンプルタイトルは、現時点で「ブログテーマが定まっていない」場合でも有効です。
タイトルからは何のテーマのブログか分かりませんので、後々タイトル変更やブログテーマ変更の可能性がある場合は、シンプルタイトルは無難でしょう。
また、実は多くの有力ブロガーやメディアがシンプルなタイトルを付けています。
使用している例
ブロガーだけでなく、企業系のメディアでもこのシンプルタイトルが採用されています。
他にも「お名前.com」や「Booking.com」などもあります。
国内外問わず人気なタイトルの付け方です。
コツ⑤. 全く関係ないブログタイトルにする
続いてのコツは「全く関係ないタイトルにする」です。
おすすめ理由
- 自分の色が出しやすい(良くも悪くも目立てる)
正直この理由に尽きると思います。
ブログタイトルは自由ですから、どんな付け方も自由です。
極論、タイトルが文章でも良いわけです。
参考
イケハヤさん:「イケハヤ大学(旧名称:まだ東京で消耗してるの?)」
参考のイケハヤさんですが、現在は名前が変わってしまいましたが旧ブログタイトルが「まだ東京で消耗してるの?」でした。
同名の書籍とその炎上マーケティングでかなり有名ですね。インパクトが強いです。ということは記憶にも残ります。
このようにブログテーマ無視のインパクトを狙ったタイトル付けも一つの手です。
インパクトが大きければその分、SNSなどで拡散される可能性も高まりますので、結果的にブログの成長を大きく助けてくれるかもしれません。
コツ⑥ できるだけ短いタイトルにする
最後のコツは「できるだけ短いタイトルにする」です。
おすすめ理由
- ブログを覚えてもらいやすい
これに尽きます。
短いタイトルを付けてる有名ブロガーは結構多くいます。
短いタイトルの目安は4~10文字程度がオススメです。理由は一息で言いやすい文字数だからです。
さらにこだわる場合「4文字」にこだわりましょう。
ヒットする商品やブランドは「4文字」のネーミングが多いと言われています。
- 無料ブログ:「はてなブログ」「ライブドアブログ」より「アメブロ」が人気
- ショッピングサイト:「Yahoo!ショッピング」より「Amazon」「楽天」が人気
- その他:「アップル」「グーグル」など4文字
というように、4文字の法則が存在します。
4文字ネーミングがヒットする理由は、この文字数が日本人になじみがあるからというのも理由の一つかもしれません。
例)日本人の苗字は4文字が多い
ですので、こだわって短いタイトルを付ける場合は4文字にこだわりましょう。
SEOに強いブログタイトル(ブログ名)の決め方
続いてSEOに強いブログタイトルの付け方を紹介していきます。
これは「概念的」なお話になります。
SEOに強いタイトルの考え方
まず「SEOに強いとは何なのか」というところから考えていきます。
SEOに強い→Googleから評価されている
まずは「SEOに強い」=「Googleから評価されている」と考えることができます。
次にGoogleから評価される条件はどのようなものかを考えていきます。
Googleから評価されている→E-A-Tが高い
Googleから評価されている要因は、E-A-Tが高いことが挙げられます。
E-A-Tとは?
Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)のこと。
2021年現在時点で、Googleの検索品質評価ガイドライン内で、ページ品質評価の最重要とされている項目の1つがこの「E-A-T」の概念です。
実際の検索順位においても「E-A-T」の高さが検索結果のランキングに反映されていると考えられています。
つまり、「E-A-T」を上げることがSEO的に重要というのが分かります。
そして少し深堀りします。
「では、EATを上げるには?」というところですが、一朝一夕で全てを築き上げるのは不可能です。
専門性のある知識や権威性を持っていれば話は早いですが、普通の人の場合は「信頼性」を高めることから始めるのが良いと考えます。
その信頼性を高めるためには「サイテーション」が重要です。
サイテーションとは?
サイトやSNS上でWEBサイト(あなたのブログ)について言及されている状態のこと
twitterで「楽天セールらしいよ!」とか「○○(ブログ名)読みました」とか、これがサイテーションされた状態です。
つまり「SEOに強いブログタイトルを付ける」というのは「話題に上りやすいタイトル付けをする」ということになります。
SEOに強いタイトルの決め方
話題に上りやすいタイトル付けがSEOに強いという話をしましたが、タイトル付けのポイントは以下の3点です。
- 短いタイトル
- インパクトが強いタイトル
- 語呂が良いタイトル
上で紹介していたコツの中ではコツ②、⑤、⑥が該当します。
つまりは「ユーザーが覚えやすく、聞き心地が良いタイトル付け」もしくは「インパクトの強いタイトル付け」がポイントとなるでしょう。
インパクトが強いで言えば、パッと思いついたのが
「何も書かないブログ ~基本何も書きません~」
みたいなブログがあったとします。
ところがtwitterで「何も書かないブログ ブログ更新しました。」みたいなツイートをしたら、ネタにされるんじゃないかな?と思います。
こういったやり方でサイテーション獲得を狙っていくわけですが、もちろんコンテンツがないとSEO的評価も見込めません。
冒頭で述べた通りタイトルはSEOには影響しませんので、上記のタイトル付けをしたうえでしっかりとコンテンツを充実させることが重要です。
ですので、本方法はあくまで「他のブログタイトルの付け方に比べて、SEO的に強くなりやすい方法」という事になります。
まとめ:魅力的なブログタイトルを付けよう!
今回は「ブログタイトル(ブログ名)の決め方」をまとめました。
ぜひ自分にあった決め方で、ブログタイトルを決めてみてください。
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