こんな内容の疑問を解決していきます。
本記事では、プラグインの入れ方、入れておくべきプラグインとあると便利なプラグインを紹介していきます。
各プラグインの役割も記載しますので、今後追加する時にも目途になればと思います。
本記事の信頼性
- 筆者は複数サイト運営
- 企業のコンテンツSEOのコンサル経験あり
- 現在はブログで生活
WordPressブログをこれから作るという方は「【超初心者向け】知識ゼロで出来る!WordPressブログの始め方」をどうぞ
本記事では初めに「プラグインって何?」という所から説明していきますので、まずは以下からどうぞ。
プラグイン紹介にあたって
プラグインとは?
機能を拡張するソフトのこと
まず「プラグインって?」というところですが、プラグインは機能拡張ソフトの事です。
イメージとしてはスマホアプリのようなイメージです(厳密に言えばちょい異なりますが。。)
スマホアプリとしての例
①スマホがある→ ②アプリ「ストレージクリーナー」を入れる→ ③スマホをワンクリックでクリーニングできるようになる。
こんな感じです。スマホにアプリを入れれば便利になる。プラグインもWordPressに入れれば便利になる。といった具合です。
例がストレージクリーナーでしたが、スマホアプリ同様にプラグインにも目的に沿って様々なものがあります。例えば「SEO対策」「バックアップを取る」「SNS連携を取れるようにする」など。
つまりプラグインを使う事で、WordPressで様々なことができるようになります。
じゃあ大量にプラグイン入れて便利にすべき?
と私も最初思っていたのですが、答えはNoです。
理由は以下になります。
- サイトが重くなる(表示スピードが落ちる)
- セキュリティ不安が起こる
という理由があります。
要はサイト表示が遅くユーザーが離れてしまう点とハッキングをくらいやすくなる点が理由です。
そのため適度な数のプラグインを利用するのがベストです。
ではプラグインは何個入れれば良いの?
正直な所、入れるべきプラグイン数の正解は明確ではありません。
個人ブログで言えば理想は10個以下ですが、~20個でもまあ大丈夫です。海外サイトで1,000個プラグインを有効化してるけど、サクサク動いているという例もあります。
結論:最低限のプラグインを入れて、あとは徐々に追加が良い
結論としては最低限必要なプラグインを入れておいて、あとは必要に応じて徐々に追加するのが良いと思います。
ちなみに現在ではWordPressテーマがかなり優秀なので、プラグインを入れなくても初めから標準装備で色々出来てしまうテーマがあります。
私が使っているテーマAffinger5(アフィンガー5)は、これから紹介するプラグイン何個かと同等の機能を標準装備しているので、さらに最低限のプラグインで済みます。
「テーマはまだ決めてない」という方はオススメです。
それでは、まずはプラグインの入れ方から紹介していきます。
プラグインの入れ方【3つの手順】
まずはプラグインの入れ方から確認していきましょう。
作業手順は3つだけです。
- プラグインをインストール
- プラグインを有効化
- プラグインを設定
簡単ですので、順番に見ていきましょう。
1.プラグインをインストール
まずはプラグインをインストールします。
まずはWordPressにログインしましょう!プラグインはWordPressからインストールします。
ログインできましたら、左側メニューの「プラグイン」→「新規追加」と進んでください。
以下の画面が出てきますね。
右上の検索窓からプラグイン名を入れて検索をします。
参考に「WP Multibyte Patch」というプラグインを検索してみます。
すると、このように出てきます。
赤枠で囲った部分「今すぐインストール」をクリックするとインストール完了です。
2.プラグインを有効化
インストールが完了したら、表示が「有効化」に変わります。
以下が参考例です。
表示が有効化に変わったら「有効化」をクリックしましょう。
これでプラグインの有効化が完了です。これで今プラグインが作動している状態になっています。
3.プラグインを設定
プラグインによっては「設定」が必要な場合があります。
設定の必要可否や設定内容はプラグイン毎で異なります。
本記事で私が紹介するプラグインは、設定の必要可否と設定のやり方の確認方法を記載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
補足情報:「更新」はしっかり行いましょう!
プラグインは作者によって定期的にアップデートされます。
アップデートされた際はプラグインの更新が必要になります。その際、以下のように更新通知が届きます。
更新通知が来たら、すぐにプラグインを更新しましょう。
更新方法は、WordPress左側メニュー「プラグイン」→「インストール済みプラグイン」
このように該当するプラグインがオレンジ色で表示されますので、「更新」をクリックしましょう。
これで完了です。
入れておきたいWordPressプラグイン5つ【必須】
それでは、WordPressプラグインの紹介をしていきます。
まず初めに「入れておきたいWordPressプラグイン」を5つ紹介します。
◆入れておきたいWordPressプラグイン
②:Akismet Anti-Spam【スパム対策】
③:Google XML Sitemaps【サイトマップの自動更新】
④:Broken Link Checker【リンク切れチェック】
⑤:BackWPup【データの自動バックアップ】
それでは順番に見ていきますね。
①:All in One SEO Pack【SEO対策】
概要
SEOに必要な様々な要素がこれ一つで設定可能。サイトマップの作成やGoogle Analyticsとの連携など、初心者が必要な簡単な設定から中上級者が対応できる高度な設定までこなせる万能プラグインです。利用者がかなり多い。
SEO対策の定番プラグインが「All in One SEO Pack」です。
All in One SEO Pack |
|
公式サイトURL | All in One SEO Pack公式 |
設定の必要可否 | 必要 |
インストール数 | 200万以上 |
利用者評価 | (1,025) |
※記載の数値は2020年8月時点
SEO対策にはもってこいのプラグインですが、WordPressテーマ「AFFINGER(アフィンガー)」を利用している場合は、不要です。
AFFINGERではほぼ同等の内容がプラグインなしで出来るため、アフィンガー利用者はこのプラグインを入れる必要はありません。
また「All in One SEO Pack」は最初に対策内容に関しての設定が必要です。設定方法に関してはこちらが分かりやすいので、ぜひご参照ください。
②:Akismet Anti-Spam【スパム対策】
概要
スパムコメントや問合せのスパムを防ぐのがこのプラグイン。スパム判定もこちらでチェック・確認ができます。スパム対策としてこのプラグイン一つ入れておくだけでも十分です。
スパム対策の定番プラグインが「Akismet Anti-Spam」です。
Akismet Anti-Spam | |
公式サイトURL | Akismet Anti-Spam公式 |
設定の必要可否 | 必要 |
インストール数 | 500万以上 |
利用者評価 | (897) |
※記載の数値は2020年8月時点
スパム対策にはもってこいのプラグインです。
ブログ運営をしていると、必ずと言って良いほどスパムコメントが来ます。放っておくと大量のコメントが来ることになり運営に支障をきたします。(大量の悪質リンク付きコメントでサイトスピード低下など)
そんなスパムを全て防いでくれるプラグインなので、必須と言えます。
また「Akismet Anti-Spam」は最初にいくつかの設定が必要です。設定方法に関してはこちらをご参照ください。
③:Google XML Sitemaps【サイトマップの自動更新】
概要
サイトマップ作成&自動更新プラグイン。新規記事作成時のサイトマップ更新もこのプラグインで自動化可能。面倒な作業を省略できるプラグイン。
サイトマップ作成&自動更新の定番プラグインが「Google XML Sitemaps」です。
Google XML Sitemaps | |
公式サイトURL | Google XML Sitemaps公式 |
設定の必要可否 | 必要 |
インストール数 | 200万以上 |
利用者評価 | (2,113) |
※記載の数値は2020年8月時点
通常、プログを更新したら自分でサイトマップ(ブログ内のページの集まり)を更新してGoogleに通知する必要があります。そうすることでGoogleが新規記事を認識しているのですが、そんな作業を全部代わりにやってくれるのが「Google XML Sitemaps」です。
このプラグインを有効化しておけば、記事作成と同時にサイトマップの更新をしてくれるので、タイムリーにGoogleに情報が伝わります。
また「Google XML Sitemaps」は最初にいくつかの設定が必要です。設定方法に関してはこちらをご参照ください。
④:Broken Link Checker【リンク切れチェック】
概要
リンク切れ(画像も含む)確認&エラー通知を行ってくれるプラグイン。SEO評価低下とリンク切れによるユーザー離れを防ぎます。
リンク切れチェックに最適なのが「Broken Link Checker」です。
Broken Link Checker | |
公式サイトURL | Broken Link Checker公式 |
設定の必要可否 | 不要(一部必要) |
インストール数 | 70万以上 |
利用者評価 | (390) |
※記載の数値は2020年8月時点
プログを更新していく中で、アフィリエイトリンクを利用することも多くなってくると思いますが、そこで困るのがリンク切れ問題。
「期限が切れた」「画像が削除された」など目視確認できる範囲であれば問題ないですが、記事が増える程全てのリンクを確認するのが難しくなってきます。
そんな時に有効なのがこのプラグインです。リンク切れを全て通知してくれますので、記事毎のリンク確認作業が一切不要です。
また有効化後は設定不要でそのまま利用できます。
オプションとして、リンクのチェック頻度変更やエラーリンクに対してのアクション選択などが設定より変更できます。
⑤:BackWPup【データの自動バックアップ】
概要
サーバーとデータベースのデータを自動でバックアップするプラグイン。バックアップ関連としてはこれ一つでOK。
データのバックアップに最適なのが「BackWPup」です。
BackWPup | |
公式サイトURL | BackWPup公式 |
設定の必要可否 | 必要 |
インストール数 | 60万以上 |
利用者評価 | (954) |
※記載の数値は2020年8月時点
「更新データが飛んだ」「CSSをいじったら変な事になった」などの問題が起きても安心なのが、この「BackWPup」
サーバーとデータベースのデータを、決められたサイクルで自動バックアップしてくれますので、非常に心強いプラグインです。
バックアッププラグインとしては有名どころに「UpdraftPlus」がありますが、私のオススメはBackWPupです。
UpdraftPlusと異なり、時間指定のバックアップができるのが強みです。深夜の寝てる時間にバックアップを取りたい場合でも可能なのがBackWPupなのです。
また「BackWPup」は最初にいくつかの設定が必要です。設定方法に関してはこちらをご参照ください。
必要に応じて入れたいWordPressプラグイン5つ【参考】
続いて「必要に応じて入れたいWordPressプラグイン」を5つ紹介します。
◆必要に応じて入れたいWordPressプラグイン
⑦:Contact Form 7【お問合せフォーム】
⑧:WP Multibyte Patch【WordPress日本語対応化】
⑨:EWWW Image Optimizer【画像圧縮・最適化】
⑩:Table of Contents Plus【目次作成】
それでは順番に見ていきますね。
⑥:TinyMCE Advanced【記事作成に便利】
概要
フォントサイズや色、種類の調節や表の作成を可能にする機能拡張プラグイン。記事の表現に幅を持たせることができるため、最初から入れるのがオススメなプラグイン。
記事作成の機能を拡張できるプラグインが「TinyMCE Advanced」です。
TinyMCE Advanced |
|
公式サイトURL | TinyMCE Advanced公式 |
設定の必要可否 | 必要 |
インストール数 | 200万以上 |
利用者評価 | (305) |
※記載の数値は2020年8月時点
記事作成をより便利にしてくれるのが「TinyMCE Advanced」です。
フォントサイズや色を変えて表現にインパクトを付けたい場合や、表を挿入した分かりやすい説明を入れる場合に役立ちます。操作も難しいことはないので、初めから入れておくと便利なプラグインです。
また、最初に利用する内容のカスタマイズ設定ができます。設定方法に関してはこちらが分かりやすいので、ぜひご参照ください。
⑦:Contact Form 7【お問合せフォーム】
概要
お問合せフォームを作成できるプラグイン。操作も設置も非常に簡単です。
お問合せフォーム作成なら「Contact Form 7」です。
Contact Form 7 | |
公式サイトURL | Contact Form 7公式 |
設定の必要可否 | 必要 |
インストール数 | 500万以上 |
利用者評価 | (1,790) |
※記載の数値は2020年8月時点
お問合せフォームを設置したいという場合にはこの「Contact Form 7」です。
WordPressにはメッセージ機能がないので、ユーザーからの問い合わせやアクションを促す行動を取る予定の場合は必須のプラグインです。
設定も難しいことはなく、直感的に作成&設置で1~2分で完了できます。設定方法に関してはこちらをご参照ください。
趣味ブログで日記的な使い方をする場合以外は、入れた方が良いと言えるプラグインです。
⑧:WP Multibyte Patch【WordPress日本語対応化】
概要
WordPress利用時に日本語の文字化けを防ぐプラグイン。
WordPressの日本語文字化け対策なら「WP Multibyte Patch」です。
WP Multibyte Patch | |
公式サイトURL | WP Multibyte Patch公式 |
設定の必要可否 | 不要 |
インストール数 | 90万以上 |
利用者評価 | (305) |
※記載の数値は2020年8月時点
正直「??何のこっちゃ」と思うかもしれません。
通常時WordPressを利用する際には意識しませんが、英語圏の物であるWordPressでは、時々日本語を通常と異なる認識で読み込むことがあります。
例えば、日本語の全角スペースはWordPressでは「区切り」ではなく「文字」として認識しています。
このような認識違いで一番に困るのが「サーバー移転時」です。アップロードしてある全てのデータを読み込み、日本語名のファイルなどを正しく出力できないことがあります。
とはいえ、日常WordPressを使っていて困ることはないので、「サーバーを変える予定はない!」という方は不要で、「将来サーバー変えるかも?」という方は入れた方が良いでしょう。
迷ったら入れるのが無難です。(設定は特になく、有効化するだけです)
⑨:EWWW Image Optimizer【画像圧縮・最適化】
概要
記事画像(アイキャッチなど)を圧縮・最適化するプラグイン。サイトを重さを解消します。
画像の圧縮・最適化なら「EWWW Image Optimizer」です。
EWWW Image Optimizer | |
公式サイトURL | EWWW Image Optimizer公式 |
設定の必要可否 | 必要 |
インストール数 | 80万以上 |
利用者評価 | (827) |
※記載の数値は2020年8月時点
記事や内容説明に画像を多用する場合に入れておきたいのが、この「EWWW Image Optimizer」です。
画像は多くなるほど容量を取るため、サイト表示スピードが遅くなってSEO評価にも影響が出てきます。
そんな場合はこのプラグインを導入することで、容量を抑えることができサイトのスピードアップにも貢献できます。
ブログを長く運用していく場合には、ぜひ入れておきたいプラグインです。(画像圧縮サイトと併用するとより良いです)
また、最初に多少設定が必要です。設定方法に関してはこちらが分かりやすいです。
⑩:Table of Contents Plus【目次作成】
概要
自動で目次を作成してくれるプラグイン。各見出しをクリックすることで該当先に遷移も可能。
目次作成なら「Table of Contents Plus」です。
Table of Contents Plus | |
公式サイトURL | Table of Contents Plus公式 |
設定の必要可否 | 必要 |
インストール数 | 80万以上 |
利用者評価 | (104) |
※記載の数値は2020年8月時点
ブログに「目次」を入れたい場合に重宝するのが、この「Table of Contents Plus」です。
記事内から見出しを収集し、自動で目次を作成してくれます。
また目次に含める見出しを指定することもでき(「H3だけ」など)、目次の見出しをクリックすれば該当場所まで遷移する優れたプラグインです。
ちなみにAFFINGERでは、標準で目次作成機能が備わっているのでこのプラグインを入れる必要はありません。
ブログに目次はもはや必須と言えるので、ぜひ入れておきたいプラグインです。設定方法に関してはこちらを参照するのがオススメです。
まとめ:プラグインを使ってWordPressを便利に利用しましょう!
以上が入れておくべきWordPressプラグインの紹介です。
最後にまとめますと、
◆入れておきたいWordPressプラグイン
②:Akismet Anti-Spam【スパム対策】
③:Google XML Sitemaps【サイトマップの自動更新】
④:Broken Link Checker【リンク切れチェック】
⑤:BackWPup【データの自動バックアップ】
◆必要に応じて入れたいWordPressプラグイン
⑦:Contact Form 7【お問合せフォーム】
⑧:WP Multibyte Patch【WordPress日本語対応化】
⑨:EWWW Image Optimizer【画像圧縮・最適化】
⑩:Table of Contents Plus【目次作成】
となります。
まずは「入れておきたいプラグイン」を入れてみて、必要に応じて他のプラグインも追加してみてください。